葬式

近所のしがらみ!昔ながらの町内会はお葬式も大変です。

父の葬儀の時の話です。実家は、地方の旧商店街にあり、自営業です。

葬儀の時は昔から、近所総出で全ての手伝いをすることになっていました。実家は羽振りがよく金持ちに見られていたようです。香典返しの品物や接待の料理、お菓子など、それぞれ近所のお店に発注されたものを見ると、普通より高いものが選ばれていたそうです。通夜ぶるまいの料理などは大抵台所で作ったりもするのですが、実家のときは仕出し屋に頼んでいました。母がなにも言えない性格ということも見透かされていたのか、母も、内心は心穏やかではなかったのですが、葬式でけちるものではないからと結局なにも言えませんでした。

近所から嫌われて買い物に来てもらえなくなるのが怖くて、すべて言いなりでした。最後に近所の方たちが「この度は本当に上手に采配されましたね!」と言っていたそうですが、儲かったんだろうなと思います。

こんなことを考えると、全部セレモニー業者にお任せというのは寂しい気もしますが、さんざん気をを使いあげくのはてに赤字になるような葬儀よりは、任せた方が心穏やかに見送れると思います。